PATEK PHILIPPE ・ムーブメントの変遷パテック フィリップ / ヴァシュロン・コンスタンタン / オーデマ ピゲ、 の3社が協同で研究開発を行い、パテック フィリップが特許を取得しました。 テンプの側面にあるチラネジを使った既存のフリースプラングと比較して、 偏心錘(へんしんおもり)をテンワの上に置いているので調整が比較的容易であり、 空気抵抗も小さくなります。 その反面、調整幅が緩急針付きに比べて、小さいというデメリットもありましたが、 それでもパテックフィリップ社には優秀な技術者がいたために、 高精度のジャイロマックスを搭載することが出来ました。 その他、長年に渡りパテックフィリップ社が申請してきた代表的な特許は、 以下の通りです。 1881年 精密レギュレーター 1889年 永久カレンダー機構 1902年 最初のダブルクロノグラフ 1949年 ジャイロマックス・テンプ 1953年 自動巻き機構キャリバー12-600AT 1959年 タイムゾーン時計 1977年 超薄型自動巻きキャリバー240 1986年 レトログラード式永久カレンダーを発表 1996年 年次カレンダー機構 パテックフィリップ社は、時計の文字盤、ケース、留め金など、 全て合わせるとこれまでに 100種類以上の特許を申請しています。 |
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